基礎知識

暗号化と強力なパスワード

デジタルプライバシーを支える2つの柱をコンパクトに解説します。よくある間違いと、実践的な対策もあわせてご紹介します。

プライバシーを守るには暗号化と強力なパスワードが欠かせません

パスワードで最もよくある間違いと、その回避方法。

  • 生年月日、名字、趣味など、個人に結びついたパスワードを使うこと – こうした個人情報は、たとえばソーシャルメディアを調べれば攻撃者にも分かってしまい、アカウントを狙われる原因になります。
  • 単純な単語など、簡単すぎるパスワード – 既知の単語を高速に片っ端から試す、いわゆる辞書攻撃を使えば、パスワードはあっという間に推測されてしまいます。
  • よく知られた単語に記号や数字を挟み込むだけでも守りにはなりません – 攻撃者もこうした小技は当然知っていて、典型的な組み合わせをすぐに試します。
  • パスワードを頻繁に変更しすぎること – この場合、多くの方が覚えやすい単純なパスワードを使い、変更のたびに少しだけ変える傾向があります。
  • ブラウザにパスワードを保存すること、あるいは常にログインしたままにしておくこと – たとえばカフェでパソコンから少し離れたときや、盗まれてしまったときに、パソコンに触れた攻撃者が大切なアカウントへすぐ入り込めてしまうおそれがあります。
  • 複数、あるいはすべてのアカウントで同じパスワードを使うこと – ひとつのアカウントが侵害されると、その時点で他のすべてのアカウントもたちまち危険にさらされます。

こうした問題を避けるうえで大きな助けになるのが、Steganos Privacy Suiteに搭載されているような、いわゆるパスワードマネージャーです。これを使えば、覚えておく強力なパスワードひとつで保護された、安全なパスワードのデータベースを作成できます。

パスワードは必要なときにだけ呼び出され、お使いのパソコンで自分が能動的に操作しなければ簡単には使えません。覚えておくパスワードはひとつだけで、アカウントごとの強力で複雑なパスワードはパスワードマネージャーがボタン一つで作成してくれるため、典型的な間違いを避けられますし、漏れてしまったパスワードも必要に応じてすぐ新しい強力なパスワードに置き換えられます。

パソコンを失くしてしまった場合でもパスワードは安全です。自分だけが知っている安全なマスターパスワードがなければ、誰もパスワードのデータベースにアクセスできません。

パスワードマネージャーの利用に加えて、可能な場所では安全な二要素認証を有効にしてお使いになることをお勧めします。これは、万一パスワードが推測されたり何らかの方法で盗まれたりしても、攻撃者がさらに突破しなければならないもうひとつの安全要素になります。

パソコンにマルウェアがないか定期的に確認することも大切です。トロイの木馬などにパソコンが侵害されてしまうと、残念ながら最高のパスワードでも役に立ちません。

暗号化はテレワークで注目を集めていますが、プライベートや家族のデータを守るうえでも同じくらい重要です

遅くともプライバシー関連の法規制が導入されて以降、データ保護は重要なテーマとなりました。そしてリモートワークが大きく増えたことで、データの暗号化は特に企業において国際的なトレンドになっています。これに伴い、クラウドストレージにおける暗号化の重要性も高まっており、最新の調査によれば今後さらに拡大していくと見られています。

これまでに最も多く暗号化されてきたのは、次のようなデータです:

  • 顧客の個人データ
  • 従業員・人事データ
  • 企業データ・財務データ
  • 医療関連データ
  • 請求・決済データ
  • 特許、ソースコード、製品データなどの知的財産
  • 家族の写真や書類

企業データの暗号化

日々のビジネスや業務において、データの役割はますます大きくなっています。とりわけ機密性の高い個人データはもちろん、取引先、顧客、患者のデータもそうです。これらすべてについて、当事者には絶対的な機密として扱われ、暗号化された形で安全に保管される権利があります。社内文書も社外文書も、とくに保存・保管されている状態では機密のままでなければなりません。

これはローカルのパソコン上のデータにも、サーバー上やクラウド内のデータにも当てはまります。

外部記憶メディアの暗号化

プライベートな環境でのデータ保護もますます重要になっています。遅くともコロナ危機による在宅勤務の増加以降、ハッカーやデータスパイによる個人のパソコンへの攻撃は劇的に増えました。警察が把握したサイバー犯罪の件数は、とくにプライベートな領域で継続的に増加し、なかでもコロナ危機の数年間で大幅に増えています。

だからこそ、USBメモリや外付けハードディスク上の個人データは、仕事用だけでなくプライベートでもしっかり保護しておいてください。

暗号化で将来に備える

社会、私生活、そして官公庁や企業の環境におけるデジタル化は、とくにコロナ危機で明らかになった不足を背景に、絶えず進んでいます。日常的に使うシステムの技術的な発展に加えて、人工知能や仮想現実といったテーマも加わってきました。その結果、デジタルデータの量は増え続けています。

こうした理由から、暗号化ソリューションの提供各社も立ち止まってはいません。使いやすい技術と快適な操作性を保ちながら、暗号化とデータ保護の最高水準を確保するために、絶えずアップデートに取り組んでいます。Steganos Privacy Suiteに含まれるData Safeは、まさにそうした扱いやすい技術で、仕事用とプライベートのデータを暗号化して守ります。

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Data SafeとPassword Managerを1つのパッケージに – プライバシー保護をこれ一本で。

  • ファイル用の暗号化セーフ
  • Password Managerを同梱
  • 256ビットAES暗号化
  • ブラウザの利用履歴を安全に消去
  • 30日間無制限、登録不要